年齢を重ねるごとに毎日疲れが取れず栄養ドリンクに頼る日々、、、。
なんだかだるい、頭痛がする、胃の調子がいまいちなど病院に行くのはためらう不調が続きスッキリしない毎日にイライラ。
毎日「疲れた」「なんかだるい」が口癖になっている時にyoutubeのヨガを始めたり、気分に合わせてアロマを取り入れてみたりとセルフケアを生活に取り入れること丸2年。
生活改善を意識して過ごしてきましたが食事にももう少し気を配りたいと思うようになりました。
そんな時に本屋で出会った「今の揺らぎきな私にぴったり!」と思わず手に取った一冊ををご紹介したいと思います。
今日の疲れを、自分でなくせたら、、、。
今日の心を、自分で癒せたら、、、。
私と同じくなんとなく不調でスッキリしない毎日を過ごしている方、必読です!
気軽に実践できる!セルフケアで不調を改善したい方におすすめしたい一冊
1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365 著者 / 久保 奈穂実
1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365 [ 久保 奈穂実 ] 価格:1,760円 |
お花に水をあげるように、1日一つ、小さなことから”おおらかな漢方生活”をはじめてみませんか?
本の帯のやさしくじんわり、わたしを癒して整えるとの言葉とどこかホッとする優しい感じの表紙が心をじんわりあたためてくれます。
筆者の紹介
本書の筆者は久保奈穂実さん。
国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。
成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行う。
ハードな生活で身体のバランスを崩した時に漢方薬に助けられた経験から中医学を学ぶ。
SNSにて発信するやさしい養生知識や、カンタン薬膳レシピが大人気。
こんな方におすすめ
・毎日「疲れた」が口癖になっている方
・薬に頼らずセルフケアで不調を改善したい方
・40代で体の変化に戸惑っている方
・これから来るであろう更年期に備えて生活を整えたい方
・中医学に興味があり「自分で自分の心や体を元気に保てる」方法を知りたい方
筆者もかつては不調続きで悩んでいたそうです。
本書は同じように悩んでいる方に向けて、手軽にできる養生法が記載されており、薬膳漢方の基礎知識も身につくものとなっています。
本書のおすすめポイント
・1日1テーマ365日分、やさしい文と図で養生法を紹介
・疲れている日でも作れそうなカンタン養生レシピがたくさん掲載してある
・季節ごとに気をつけるポイント、おすすめの食材を知ることができる
・読み進めるうちに漢方の基礎知識が自然に身につく
・切り離して持ち歩ける巻末綴じ込み付録:不調別食材メモ付き
そのほかに、「食材別・索引」「お悩み別・索引」ページがありレシピや食材の効能を調べたり、自分の体調、症状、目的から調べることができるのも大変便利です。
養生ってなに?
本書には「養生」という言葉がよくでできます。
養生ってなに?
メモ
中医学では、病気になる前の「未病」の」段階で体を整えて病気を未然に防ぐという考えがベースにあります。
心身が元気な状態を保つために、あらかじめ生活習慣に気をつけること。
また、体からのサインを見逃さずに心身の状態を整えて、未然に病気を防ぐことです
・旧暦にそった生活
次の季節で元気に過ごせるよう前もってケアしておくのも養生の基本です。
季節の変化に応じて早めに対処できるよう、本書では旧暦の二十四節気をベースに
春・・・2月4日〜5月4日
夏・・・5月5日〜8月6日
梅雨・・6月6日〜7月6日
秋・・・8月7日〜11月6日
冬・・・11月7日〜2月3日
として養生します。
すぐに実践できる季節ごとの「養生レシピ」と「セルフケア」のアイデアが紹介されているので気軽に取り入れることができますよ。
・食事で養生
「食養生」・・・自分の今の体の状態にあった食べ物を取り入れて健康を保つこと
「薬膳」・・・自分の不調に合った食べ物を取り入れて症状を改善すること
本書では365日の養生を紹介していますが、すべてやらなくちゃいけないわけではありません。
ポイント
自分が心地よくできることをゆる〜く取り入れていけばOK
小さなことからおおらか漢方生活をはじめよう
本書を手に取るまでは、漢方・薬膳というと「身体にやさしい」「身体に良さそう」というイメージでしたがなんだか難しそうでなかなか生活に取り入れようとは思いませんでした。
しかし、本書は1日ひとつ手軽にできる養生法がわかりやすく書いてあり「これなら私にでもできるかな」と実践してみようという気持ちにさせてくれました。
また、読み進めていくうちに日々過ごす中で私の意識にも変化があらわれました。
・「いま」の自分の心と体の声に耳を傾けるようになった
・調子が悪いときは、薬に頼っていたが、日頃からセルフケアを取り入れて早めに対処し、日頃から体の状態を整えておくように心掛けるようになった
・「もうすぐ更年期だから体調不良も仕方ない」と半ば諦めていたが、自分にできそうな養生法を取り入れ少しでも穏やかに更年期を迎えたいと前向きに考えられるようになった
・食生活を見直すきっかけになった
→ほんの少し体に心地よいものを選んでみたり、不調の時に控えたら良いものを控えてみたり、「ゆるい程度」に意識するようになった
ちょっと動くと疲れてすぐにでも横になりたい私、、、。
「他の人に比べて私ってなんでこうなのかな、、、。」と思っていましたがその状態は気が不足した気虚の状態だったから。
本書に書いてある気虚のサインはまさに私のこと!「そういうことか!!」と納得しました。
「なるほど!」と納得すると、次は自然と「どういったことに気をつけたらいいのかな」と考えるようになりました。
するとだんだんと楽しくなってきて、「もっと知りたい」「取り入れてみたい」と思う自分の意識の変化に驚いています。
これからもゆるゆると漢方生活を続けて、穏やかに過ごせたら、、、と思います。
「あれもしなくちゃいけない」と頑張りすぎると負担のなるので、「ゆるく、自分が心地よい」と思うくらいで楽しく養生しましょう。
不調続きの日々にそっと寄り添ってくれる一冊を味方に、心身を整えて快適に過ごしていきたいですね。
1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365 [ 久保 奈穂実 ] 価格:1,760円 |